焼き鮭の皮は食べても問題ないのか?調査してみた。
こんばんは。
nanana-blog管理人のナナナです。
ブログを訪問し記事を読んでいただきありがとうございます。
皆さんは焼き鮭を食べる時に皮まで食べるでしょうか。
ネット上では食べる派と食べない派がほぼ半々という結果を良く目にします。
また食べない派の意見には「体に悪そう」という意見もありました。
私は食べる派なので今後鮭の皮を食べても問題ないのかを調べてみました。
鮭の皮を食べることの何が問題と言われているのか
チリ産の鮭が薬漬けという噂
インターネット上ではチリ産の養殖鮭は寄生虫『海ジラミ』対策のため「抗生物質、殺虫剤、防汚剤」などの薬を使うため、薬漬けだという内容を見かけます。
しかし養殖期間中に抗生物質などを使用した場合は、「休薬期間」を経てから出荷されます。
休薬期間とは抗生物質の投与をやめて一定期間置くことで体内の抗生物質を取り除く期間の事です。
この休薬期間をおくことで体内の抗生物質をほぼゼロにすることができます。
さらに日本に輸入される水産物は検疫所で残留薬物のチェックを抜き打ちでおこないます。
このチェックで違反が見つかると、違反した国から輸入されるものは必ず検査をするという「命令検査」制度があります。
チリ産の鮭はこの命令検査の対象になったことは一度もありません。
鮭の皮の焦げが発がん性物質であるという噂
鮭を焼きすぎて皮が黒く焦げてしまうことがあります。
この黒い焦げはアクリルアミドと呼ばれる発がん性物質を発生させます。
アクリルアミドが発がん性物質を発生させることは動物実験で実証されています。
しかし実験で使われた焦げの量は焼き魚百トン以上を一年間、毎日食べる量に相当します。
こんな量の焦げを食べることはほとんどありえませんが、発がん性物質は体内に蓄積される可能性があるため、食べないようにしたほうがいいです。
マナーの観点から皮はどうしたら良いのか
グリルされた魚などは食べることを想定しているため、食べても問題ありません。
ただ必ず食べなければいけないわけでもないので、マナーの観点で見ると食べても食べなくてもどちらでもよいようです。
ただ魚の皮を食べないで残す場合は、残した皮を骨と一緒に皿の端に寄せて、小さくまとめておくことを心がけたほうがマナーとしてよいとされています。
鮭の皮には栄養があるのか
コラーゲン
皮と身の間にあるぬめりの部分にはコラーゲンが含まれています。
コラーゲンはビタミンCと一緒に摂取することで働きを高めるため、レモン汁などを書けて食べると良いかもしれません。
ビタミン類
鮭の皮には「ビタミンA」「ビタミンB1」が含まれています。
ビタミンAには目や皮膚の粘膜を健康に保ったり、抵抗力を強めたりする働きがあります。
ビタミンB1は糖質を分解し、体内でエネルギーとして使える状態にしてくれます。
ビタミンB1が不足すると糖質が効率よくエネルギーにならないので、疲れやすくなったり、だるくなったりすることもあります。
最後に
いかがだったでしょうか。
本日は鮭の皮を食べても問題ないのかを調べてみました。
結果としてはどちらでも良いという結果でした。
ただ皮が焦げてしまっている場合は、食べないほうが良いと思いますが、そこまで神経質になる必要はなさそうです。