三大夏風邪の一つ咽頭結膜熱(プール熱)とは?感染時の対応と予防法

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こんばんは。

 

nanana-blog管理人のナナナです

 

ブログを訪問し記事を読んでいただきありがとうございます。

 

三大夏風邪の一つ「咽頭結膜熱(いんとうけつまくねつ)」をご存知でしょうか。

プールの水を介して感染していくことが多いので、プール熱と呼ばれています。

原因となるウイルスは「アデノウイルス」というウイルスで、夏以外にも感染することがあります。

本日は咽頭結膜熱(プール熱)を紹介します。

 

 
 

 

咽頭結膜熱(プール熱)の症状

毎年6月末から夏季にかけて流行していきます。

潜伏期間は2~4日で、発症すると「のどの痛み」「結膜炎」「39度前後の熱」が数日~1週間程度続きます。

他にも頭痛や目の症状として「充血」「涙が多くなる」「まぶしがる」があります。

感染者は5歳以下の子供が6割を占めています。

 

 

 

咽頭結膜熱(プール熱)の感染経路

空気感染

感染者がくしゃみや咳をすることで、ウイルスが飛散します。

飛散したウイルスが体内に入り込むことで感染してしまいます。

 

接触感染

ウイルスの付いた手でドアノブやスイッチを触るとウイルスが付着し、そのドアノブやスイッチを別の人が触って口や鼻などを触ることで感染します。

またウイルスの付着したタオルの貸し借りをすることで感染してしまうこともあります。

 

プールでの感染

塩素濃度の管理が不十分なプールに入ることで、汚染した水から結膜へ侵入して感染することもあります。

 

 

咽頭結膜熱(プール熱)になってしまった時の対応方法

特効薬はないので症状に対する対処療法になります。

のどの痛みには鎮痛剤を使用したり、目の症状には抗生剤やステロイドの点眼薬を使うことがあります。

 

のどの痛みがあるので、家庭では刺激の少ない飲食物を摂取すると良いです。

のどの痛みが強いと飲み物を飲まなくなり、脱水症状になってしまうこともあるので、注意が必要です。

 

症状が治まってもしばらくは体内にウイルスが残っているので、おむつ替えの後にはしっかり手洗いをする必要があります。

また感染者の入浴を最後にするのも効果的です。

 

 

 

咽頭結膜熱(プール熱)にならないための予防法

一番の予防法は感染者との接触を避けることです。

しかし家族が感染してしまうとそうもいかないので、タオルや箸などを共有することは避けましょう。

 

プールから上がる時にはシャワーで体を流し、目をしっかり洗うようにします。

 

 

学校や保育園の出席停止期間について

学校における児童生徒等及び職員の健康の保持促進を定めた「学校安全法」という法律があり、咽頭結膜熱(プール熱)は第二種伝染病に指定されています。

学校安全法では症状が治まってから2日経過するまでは出席停止と定められています。

 

 

最後に

いかがだったでしょうか。

本日は三大夏影の一つ「咽頭結膜熱(プール熱)」について紹介しました。

まれに重症肺炎などの合併症を起こすこともある感染症です。怪しいと思ったらすぐに病院へ行くようにしましょう。

 

 

 

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