ExcelのToday関数で今日の日付や曜日を入力!和暦表示方法も紹介
ExcelのToday関数は今日の日付を表すシリアル値を戻り値として返します。
シリアル値は1990年1月1日を「1」として、そこからの通算日数の数値の事です。
2020年1月1日のシリアル値は「36526」となります。
Today関数は今日の日付をする関数ですが、他の関数と一緒に使うことで曜日を表示したり、和暦で表示させたりすることもできます。
Today関数の書式
Today()
Today関数には引数がありません。
この関数を入力するだけで、今日の日付を取得することができます。
Today関数の注意点
日付を固定したい場合には向かない
関数が入力されているセルでEnterキーを押したりすると再計算されます。
そのため請求書や納品書などの日付を固定しないといけないような時にToday関数は向きません。
日付を固定で表示したい場合は日付を入力するショートカット「Ctrl + ;(セミコロン)」を使うと便利です。
ちなみに時刻を入力するショートカットは「Ctrl + :(コロン)」です。
Today関数を使ったサンプル
Today関数を使って年齢を算出する方法
YEAR(Today())-1983
Year(Today())で関数実行時点の年を取得します。
この記事を書いているのは2019年12月なので「2019」となり、「2019-1983」で戻り値は36になります。
未来や過去の日付を表示する方法
Today() + 1
Today関数に数値を足したり引いたりすることで未来日や過去日を表示させることができます。
和暦を表示する方法
DATESTRING(TODAY())
DATESTRING関数は引数の日付を和暦にしてくれる関数です。
引数には日付のシリアル値か日付を文字列で入力します。
文字列で入力する時にはダブルクォーテーション(")で囲わないと正しい和暦が表示されません。
曜日を表示する方法
TEXT(TODAY(),"aaa")
TEXT関数は第一引数の値を第二引数の書式で表す関数です。
第一引数にToday関数をセットして第二引数に"aaa"とセットすることで曜日を取得することができます。
第二引数にセットする書式によって、曜日の表示方法が変わります。
表示形式 | 表示例 |
---|---|
aaa | 月 |
aaaa | 月曜日 |
(aaa) | (月) |
ddd | Mon |
dddd | Monday |
最後に
いかがだったでしょうか。
本日はExcel のToday関数について紹介しました。
作成した書類の作成日を表示させる時などにToday関数は便利です。
ただ請求書など日付を固定して表示したい時などにはToday 関数ではなく直接入力したほうがよい時もあります。
作成している資料によって上手く使い分けるようにしましょう。