子供と高齢者は要注意!脱水症状について調べてみた
こんばんは。
nanana-blog管理人のナナナです。
ブログを訪問し記事を読んでいただきありがとうございます。
私たちの体の大部分は水分で構成されています。この水分は体液と呼ばれ、主に水と塩分でできています。
この体液が失われると脱水症状なってしまいます。
これから夏を迎えて熱中症になりやすい時期になりますが、熱中症について詳しくなって、しっかり熱中症予防をする必要があります。
脱水症状になるとどのような異変が体に起こるのか
私たちの体の体液の量は年齢によって変わってきます。
体重あたりの割合で、子供は80%程度ありますが高齢者になると50%程度まで減少してしまいます。
この割合から体液が減少していくと脱水状態になり「微熱」「めまい」「頭痛」「しびれ」「食欲低下」「こむら返り」など様々な異常が体に起こってきます。
特に注意が必要なのは子供と高齢者
成人に比べて子供と高齢者は脱水症状を起こしやすいと言われています。
子供が脱水症状を起こしやすいのはなぜか
子供は汗をかきやすいため、大人に比べて体内の水分が多く外に出てしまいます。
また不感蒸泄(ふかんじょうせつ)と呼ばれる皮膚や呼吸から失われる水分の割合が大人に比べて多いため、無意識のうちに体内の水分が失われています。
高齢者が脱水症状を起こしやすいのはなぜか
筋肉は身体の中で最も多くの体液を貯める場所ですが、筋肉量の少ない高齢者は脱水症状を起こしやすくなります。
また、のどの渇きを感じる機能は年齢を重ねるごとに低下するため、のどの渇きを感じにくくなり脱水症状を起こしやすくなってしまいます。
脱水症状の確認方法
手を触ってみる
脱水症状を起こすと血液は臓器に集まってきます。そのため血液は手や足などに行かないため、手や足が冷たくなっていきます。
舌を確認する
脱水状態になると、唾液が出にくくなるため口の中が渇いてきます。すると舌の表面も渇いてくるので、舌を確認して表面が乾いているようであれば脱水症状を疑った方が良いです。
皮膚をつまんでみる
脱水状態でない場合の皮膚は弾力性があり、皮膚をつまんでもすぐに元に戻ります。
しかし脱水状態だと皮膚の水分量が減っているため、弾力がなくなり元に戻りにくくなります。
皮膚をつまんで3秒以上経過しても元に戻らない場合は脱水症状を疑いましょう。
爪の先を押してみる
脱水症状になると臓器に血液が集まって手が冷たくなると書きましたが、同様の理由で詰めにも血液が届きにくくなります。
爪の先を押してみて3秒以上白いままだと脱水症状の可能性があります。
脱水症状にならないためにどうすれば良いか
水分補給はのどが渇く前におこなうのが良いとされています。水やお茶などの水分を取るだけでなく、トマトやキュウリなどの夏野菜や果物などから水分を取ることもできます。ただしアルコールの摂取は脱水状態を起こしやすくなるので注意してください。
最後に
いかがだったでしょうか。本日は脱水症状について紹介しました。
重度の脱水症状を起こしてしまうと、入院が必要になる場合もあります。これから楽しい夏休みもありますので、こまめに水分補給をして脱水症状を起こさないように気を付けてください。