iPhoneにウイルスバスターのようなウイルス対策ソフトは必要?
こんばんは。
nanana-blog管理人のナナナです。
ブログを訪問し記事を読んでいただきありがとうございます。
先日AppStoreでマルウェアに感染しているアプリが17本発見されたとニュースになりました。
インターネット上ではiPhoneにウイルス対策ソフトは必要ないという意見をよく見かけますが、本当にそうでしょうか。
iPhoneにウイルス対策ソフトが必要なのか考えてみました。
iPhoneやiPadがアプリからウイルスに感染しにくい理由
アプリのインストールをAppStoreのみに限定している
iPhoneでインストールできるアプリはAppStoreから配信されているアプリに限定されています。
そのAppStoreからアプリを配信するにはAppleの審査が必要です。
その審査は厳しくセキュリティ面で基準を満たさないと合格できません。
そのためAppStoreから配信されているアプリは、厳しいAppleの審査に合格した安全性の高いアプリと言えます。
サンドボックスという機能が備わっている
サンドボックスとはアプリ専用の領域のことです。
もしアプリにウイルスが混入していても、領域外のOSなどに攻撃ができないようになっています。
iPhoneでもウイルス対策ソフトは必要
上記の通りiPhoneはウイルスに感染しにくいのでウイルス対策ソフトは必要ないと思われますが、ウイルス対策ソフトはインストールすべきです。
最近のウイルス対策ソフトはウイルス駆除・感染予防の他にもフィッシング詐欺対策やファイアウォール機能も付いています。
さらに危険なページにアクセスしようとしたときには警告を出してくれる機能もあります。
またワンクリック詐欺のようなWebブラウザを使うものはiPhoneでは防ぐことが出来ません。
さらにHTML5という新しいホームページの規格を使うことで、Webブラウザで動作するアプリが作れるようになりました。
アプリと言ってもホームページなのでiPhoneはブロックしてくれませんし、App Storeの監視もありません。
ウイルスが感染する主な経路
フェイクアラートによる感染
ウイルスに感染したというアラートを表示させて不正アプリをインストールさせます。
インストールした不正アプリ経由でウイルスに感染してしまう可能性があります。
メールに記載されているURLにアクセスする
フェイクアラートと同じで、URLのホームページ経由で不正アプリをインストールさせます。
AppStoreを経由しないアプリのインストール
AppStoreのアプリはAppleの厳しい審査を通過したアプリなので、安全性が高いアプリです。
しかしAppStore以外はAppleの審査が行われていないので、ウイルスが仕込まれたアプリでもインストール出来てしまいます。
ウイルスに感染したパソコンにiPhoneをつなぐ
ウイルスの中にはパソコンのHDDだけではなく、パソコンに接続している機器にまでウイルス感染するものもあります。
パソコンに接続する時には、パソコンがウイルス対策されているか事前に確認するようにしましょう。
iPhoneをウイルスから守るためには
サポート切れのiOSを使用しない
Androidもそうですが、基本的には最新のOSバージョンを使用することが望ましいです。
セキュリティパッチはOSの脆弱性を修正するものもあるので、セキュリティパッチが出たらすぐに適用するようにしましょう。
アプリはAppStoreからダウンロード
Appleの審査を通過していないアプリは、ウイルスに感染しやすいなど安全面に不安があります。
AppStore以外からアプリをインストールするのはやめましょう。
脱獄(ジェイルブレイク)しない
ジェイルブレイクとはiPhoneにあらかじめ設定されている制限を解除することです。
ジェイルブレイクをすることで本来インストールできないアプリやアドオンをインストールすることができるようになります。
ただジェイルブレイクをすると、セキュリティ面で弱くなってしまうのでジェイルブレイクはしないようにしましょう。
最後に
いかがだったでしょうか。
iPhoneはウイルス感染しにくいスマホですが、ウイルス以外のワンクリック詐欺やフィッシング詐欺などの対策のためにウイルス対策ソフトは必要です。
スマホを守るためにウイルス対策ソフトをインストールするようにしましょう。